「キャリア」とは必ずしも仕事のことだけではありません。専業主婦の方も、ボランティアに専念されている方も、学生にとっても、日々の過ごし方人生そのものが「キャリア」なのです。そして、誰しもが「私の人生このままでいいんだろうか？」とふと思う時があります。
 
あなたが不安に感じていること、困っていること、どうかそのままお話しください。まとまっていなくても大丈夫ですよ。あなたのお話、真剣に聴かせていただきます。米国ではキャリアカウンセラーの地位が確立されていますが、日本ではまだ認知度も低くニーズが確立されていない状態です。女性ならではのライフイベントで起こる働き方の変化、多様な働き方、溢れるほどの情報。現代は多くの選択肢を持てるようになりました。それと同時に、ご自身の生き方に迷うこともあると思います。あなたの「ありたい姿」や大切にしたいこと、その実現方法を一緒に考えます。あなただけに徹底的に寄り添い、伴走いたします。一方的なアドバイスや、就職先あっせん、お悩みを考慮しない解決型提案はいたしません。自身のキャリアプランを明確にし、そのために必要な知識・資格の習得や仕事の選択を行うなど、自身が希望するキャリアの道筋を実現していくための有力な手段の一つとして、キャリアカウンセリングを活用することができます。
 
◆キャリアカウンセリングで行うこと
（一人ひとりカウンセリングの順序やペースは異なります。一例としてご参考になさってください。）
 
1.自己理解
今抱えておられる悩みや困っていることやこれまでの経験をお話しいただき、大切にしていること、「ありたい姿」の認識をすることで、自己への理解を深めます。語りを通して、自身の強みや理想のワークスタイルを明確にしたり、趣味や興味のあることなどから自身の能力や大切にしたい価値観を理解します。主観で語る贅沢な時間の中で、自分に合った生き方やワークスタイルなどを検討していきます。
 
2.環境分析
人は環境との相互作用によって物事が起こり、変容するといわれています。自分を取り巻く環境に何があるか、それにどう対処するかを主体的に考えることも重要と考えます。職場や家庭の中で自分はどのような人間なのか、どう関係しているのかなどをお話しいただくことで、さらに興味や価値観が明確になっていきます。
 
3.目標・目指すキャリアの設定
「自己理解」と「環境分析」から見えてきたご自身の「ありたい姿」をもとに、この先のキャリアプランを構築します。どのような自分になりたいか、どんなことをやりたいかといった目標を立てていきます。ご自身の適性やライフスタイルとのバランスもとれたキャリアプランを言語化し、実現に向けて伴走します。